よくある質問
Q. 「苦痛の少ない」とはどのようなことですか?
A. 胃カメラでは、内視鏡がのどの奥を通過するときに反射によって吐き気や嘔吐といった苦痛を伴います。検査直前に、のどを麻酔してもなお苦痛を感じる方も少なくありません。また、検査への不安の強い方もいらっしゃいます。大腸カメラでは内視鏡を挿入する際に大腸が伸ばされたり、空気で大腸の中を広げて観察することでお腹がはったり、痛くなることがあります。
こういった苦痛や不安を軽減する目的で、鎮静剤と鎮静剤を使用して検査を行います。鎮静剤によって意識を低下させ緊張をやわらげ、大腸カメラにおける痛みに対しては鎮静剤を使用し、痛みを軽減します。呼びかけに反応する程度にウトウトしてしまうような鎮静効果となり、胃カメラ挿入時の苦しさや大腸カメラでの疼痛が軽減されます。怖くて検査を受ける決心がつかない、以前受けた内視鏡検査でつらい思いをしたという方々には、特に適していると思われます。
しかし、これらの薬によって、血圧が下がったり、呼吸が弱くなったりすることがあります。検査が終了しても薬が効いているためしばらく休んでいただき、検査中、検査後も意識がはっきりするまではモニターをつけ、全身の状態を確認する必要があります。クリニックを出た後もその日1日、薬の効果が完全になくなるまでは、自動車やバイク、自転車の運転を控えてください。
Q. 胃カメラの検査費用はいくらくらいかかりますか?
A.
| 検査の種類 | 3割負担での概算費用 |
|---|---|
| 胃カメラ 鎮静剤使用あり | 5,500円前後 |
| 胃カメラ 鎮静剤使用なし | 5,000円前後 |
| 経鼻内視鏡 | 5,000円前後 |
| +生検 | +4,000円前後 |
費用は概算になります。診療、検査・処置内容、使用薬剤などによって前後いたします。
Q. 大腸カメラの検査費用はいくらくらいかかりますか?
A.
| 検査の種類 | 3割負担での概算費用 |
|---|---|
| 大腸カメラ 鎮静剤使用あり | 6,500円前後 |
| 大腸カメラ 鎮静剤使用なし | 5,500円前後 |
| +生検 | +4,000円前後 |
| 大腸カメラ+ポリープ切除 | 30,000円前後 |
費用は概算になります。診療、検査・処置内容、使用薬剤などによって前後いたします。
他に診察やレントゲン検査、検査着等の費用が必要になります。
Q. 胃カメラの検査にはどのくらい時間がかかりますか?
A.
観察のみであれば検査自体は5分程度です。
組織検査が必要な場合10分程度になります。
鎮静を行った場合、検査後の休憩時間(30分から1時間程度)がかかります。
上記についてはおおむねの目安になります。検査後の体調によって休憩にかかる時間には個人差がありますのでご了承ください。
Q. 大腸カメラの検査にはどのくらい時間がかかりますか?
A.
下剤服用から腸の中がきれいになるまでにおよそ2時間ほどで、通常15分から30分程度かけて観察します。
※検査中にもしポリープが見つかった場合には、さらに切除のための時間を要します。
鎮静を行った場合、検査後の休憩時間(60分から90分程度)がかかります。
上記についてはおおむねの目安になります。腸の中がきれいになるまでの時間や、検査後の体調によって休憩にかかる時間には個人差がありますのでご了承ください。
Q. 検査終了後に仕事へ行くことはできますか?
A. 鎮静剤を使用せず、ポリープ切除等の処置を行わなければ、胃カメラ、大腸カメラともに検査後に仕事をすることは可能です。鎮静剤・鎮痛剤を使用した場合には薬の効果が残っている可能性があるため、検査後も車・バイク・自転車等の乗り物は控えて頂く必要があります。事務的な仕事であれば、可能ではありますが、検査当日は安静にお過ごし頂くことをお勧めします。また、大腸ポリープを切除した場合には1週間程度、食事や行動にさまざまな制限が必要となりますので、予めご了承ください。
Q. 胃がんや大腸がんなどの重大な病気が見つかった場合どうなりますか?
A. がんでもがん以外の疾患でも専門的精査が必要な場合は、適切な治療が受けられるよう、防衛医大病院などの高度専門医療機関へご紹介いたします。もしご希望の病院がある場合は、担当医に遠慮なくご相談ください。当ホームページ、提携医療機関の欄もご参照ください。
Q. 何歳まで検査できますか?
A. 一般に高齢者では検査に伴う偶発症(鎮静、下剤服用、検査実施時のすべてを含む)の発生リスクが高まり、特に、心肺停止や消化管穿孔といった命にかかわるような重篤な偶発症のリスクは、低いながらも高齢となればなるほど高まります。とはいっても、高齢者では個人差が大きく元気な方もたくさんいらっしゃいます。したがって、患者さまの健康状態などを、総合的にみて、検査できるかどうかを判断いたします。
Q. 胃がんドック(内視鏡・ピロリ検査)、大腸がんドック(内視鏡)の検査はできますか?
A. 「症状などないが癌検診をしたい」「身内を癌で亡くして自身も癌が心配だ」「同僚から大腸ポリープを取ってもらった話を聞いて自分も気になった」などなど安心のためにドックを受けられることはむしろお勧めいたします。
各種ドックメニューをご用意しておりますので、当ホームページの消化管ドックをご参照ください。
Q. 内視鏡検査以外でも受診できますか?
A. 喉が詰まる 胸焼けがする 酸っぱいのがあがってくる みぞおちの痛み 吐き気 嘔吐 食欲不振 おなかが張る 便秘 下痢 血便、おしりを拭いた紙に血液が付くなど、胃腸・肛門に関する症状がある場合はお気軽にご相談ください。
様々な原因で起こる便秘や排便のトラブルに対し、診察の他に、採血・レントゲン・腹部超音波・CTスキャン・内視鏡などの必要な検査を実施し、適切なケアや処方をご提案可能です。
Q. クレジットカードは利用できますか?
A. はい、VISA・Masterの一括払いがご利用いただけます。
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